施⼯管理を辞めてよかった。15年やった僕が、⼼からそう⾔える理由

⽇曜の昼下がり。スマホが鳴って、画⾯を⾒ただけで胃がキュッとなる。
その感覚、痛いほど分かります。

こんにちは。施⼯管理歴15年、1級建築施⼯管理技⼠の⽥中です。⼤⼿ゼネコンで10年やって、今はインフラ系の建築職に移りました。
僕は、ゼネコン(施⼯管理)という「働き⽅」を辞めて、本当によかったと思っています。
でも、これは「施⼯管理なんてクソだ、みんな辞めろ」という話ではありません。むしろ逆です。
この仕事が好きだったからこそ、僕は壊れる前に動きました。今⽇はその、ちょっと恥ずかしい本⾳の話をさせてください。

「辞めたい」と思うのは、逃げでも⽢えでもない

今あなたが「辞めたい」と思っているなら、それはあなたが弱いからじゃありません。

  • 休⽇に20通も鳴る業務電話。
  • 23時まで帰れない現場。
  • 図⾯と数量と職⼈さんの段取りを全部抱えて、家に帰っても頭が回り続ける。

これで⼼がすり減らない⼈がいたら、その⼈のほうが⼼配です。
「3年⽬でこんなこと思うなんて」と⾃分を責めているかもしれません。でも、3年やったあなたは、もう⼗分に現場を知っています。
知っているからこそ、この先が⾒えてしんどくなる。それは”成⻑した証拠”なんです。

辞める前の僕の、ある⽕曜⽇

辞める前の僕は、こんな毎⽇でした。

  • 休⽇にかかってくる業務電話:1⽇20通
  • 退社時間:だいたい23時
  • 年収:700万円

年収700万。同世代から⾒れば、悪くない数字に⾒えると思います。実際、僕も「この給料を捨てられるのか?」とずっと迷っていました。
でも、ある⽕曜⽇の夜。23時に現場を出て、コンビニの駐⾞場で弁当を⾷べながら、ふと思ったんです。
「この弁当、味がしない」
別に体調が悪いわけじゃない。
ただ、⼼が”その他のこと”を感じる余裕を、とっくに失っていた。それに気づいた瞬間、背筋が冷たくなりました。

辞めて(働き⽅を変えて)、何が変わったか

転職して、インフラ系の建築職に移りました。
結論から⾔うと、数字はこう変わりました。

項⽬項⽬
休⽇の業務電話1⽇20通0通
退社時間23時18時
年収700万円500万円

——そう、年収は200万円下がりました
ここを隠したら、この記事を読む意味がないと思うので正直に書きます。⼿取りは減りました。最初の数ヶ⽉は「やっぱり間違えたかな」と思った夜もあります。
でも、半年経って気づいたんです。労働時間で割ると、僕の“時給”は3〜4割上がっていた

700万を「年3000時間労働」で割るのと、500万を「年1900時間労働」で割るのとでは、1時間あたりの価値がまるで違う。
そして増えたのは、お⾦には換算できない時間でした。

  • 平日帰って子供と遊べる
  • 家族みんなで夕飯を食べれる
  • 退社後、休日に電話が鳴らない
  • 退社後、休日に仕事のことを考ることが激減した
  • 趣味の時間が増えメンタルが安定した

「年収が下がった」のは事実です。
「⼈⽣が豊かになった」のも、事実でした。
そして、これも正直に。

下がった年収は、その後また上がっていきました。
転職直後がボトムで、新しい環境で成果を出すうちに、2〜3年かけて徐々に戻っていったんです。
「200万ダウン」は⼀⽣続く話じゃなく、”乗り換えるときの⼀時的な踏ん張りどころ”でした。
ここを知らずに「下がりっぱなし」と思い込んで動けない⼈が多いので、強調しておきます。

それから——「⾃分はまだ2年⽬だし」「家族がいるから簡単には動けない」という⼈へ。
年次は関係ありません
2年でも、しんどさを感じているなら、それは
現場をちゃんと⾒てきた証拠です。
そして家族がいる⼈ほど、”壊れてから動く“のではなく”壊れる前に情報を集める“ことが、結局いちばん家族を守ることになります。
独⾝か既婚かで、できる準備の慎重さが変わるだけです。

それでも、全員に「辞めろ」とは⾔いません

ここまで読んで、「やっぱり辞めよう」と思った⼈もいるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。

施⼯管理は、続ける価値が⼗分にある仕事です。ものづくりの中⼼に⽴てる職種なんて、そう多くありません。

施工管理という仕事は、いわば小さい会社を運営しているような仕事です。やりがいがあり、比較的高時給で自分のスキルを上げられる魅力ある仕事です。

あなたは本当に施工管理が嫌になったのでしょうか?

問題は「施⼯管理」そのものじゃなくて、「今のあなたの会社‧現場の環境」かもしれないということです。
会社を変えるだけで、同じ施⼯管理でも電話が鳴らなくなることは、本当にあります。
辞めるか、続けるか。その前に⼀度、「環境を変える」という選択肢を視界に⼊れてみてほしいんです。

「辞めてよかった」のその後、リアルに何が起きたか

最後に、転職した僕の”その後”を正直に。
良かったこと

  • ⼼の余裕が戻った、⼈にやさしくなれた
  • 施⼯管理で培った段取り⼒が
    別の職場でめちゃくちゃ重宝された
  • 家族や友⼈との時間が増えた

しんどかったこと

  • 最初の数ヶ⽉は年収ダウンが普通にこたえた
  • 新しい職場の⼈間関係を、またゼロから作る必要があった

きれいごとだけ書くつもりはありません。
転職は魔法じゃない。
でも、「あのまま弁当の味が分からない毎⽇を続けるよりは、100倍マシだった」
これが15年やった僕の、嘘のない結論です。

まず、何から始めればいい?

「辞めたい」が「動こう」に変わったあなたへ。
いきなり退職届を出す必要はありません。
今の仕事を続けながら、情報だけ集めるところから始めれば⼤丈夫です。

施⼯管理は、今めちゃくちゃ売り⼿市場です。
あなたの経験は、思っているより⾼く評価されます。
それを”無料で“教えてくれるのが転職エージェントです。
まだ辞めると決めたわけじゃない
それでも全然OK。
相場を知るだけで、⼼が軽くなることもあります。

転職の具体的な手順やエージェントの選び方は、施工管理から転職する完全ガイド|建設業界特化エージェントの選び方と手順にまとめています。

📌 関連記事:施工管理でメンタルが限界になるサインと、壊れる前にやること5つ

📌 関連記事:施工管理の残業が「当たり前」になった理由と、現実的に減らした方法


💼 まず、求人を「見るだけ」でいい
建設JOBsは施工管理・建設業界に特化した転職サイト。無料登録だけで、今の市場相場や求人が確認できます。「辞めると決めたわけじゃない」でも全然OK。相場を知るだけで、気持ちが少し楽になります。

👉 建設業界特化型転職エージェント【建設JOBs】を無料で見てみる

🤝 本気で動くなら、プロに話を聞いてもらおう
ビルドジョブは建設業界に特化した転職エージェント。面談は完全無料。「まだ迷ってる」「転職するか決めてない」でもOKです。自分の市場価値をプロの目線で教えてもらえるだけで、次の一手が見えてきます。

👉 ビルドジョブ|建設業界特化の転職エージェントの無料キャリア面談

コメント

タイトルとURLをコピーしました